■金属アレルギーについて
金属アレルギーとは 、ジュエリー等の金属を身につけたとき、汗や皮脂などで溶けて、イオン化し、
それが体内に入り、次にその同じ金属をつけたときに拒絶反応がおこり、 皮膚がかゆくなったり、
かぶれたりすることです。
金属アレルギーは身につける金属の種類と、つける人の体質、体調などによって引き起こります。
その金属に接触した時点で、始めからアレルギーを起こす場合もありますし、
何回も接触しているうちに、
アレルギー反応が出てくる場合もあり、様々です。
その金属が溶けやすい条件ののときは注意が必要です。とくに汗をかく夏場や体調がすぐれないとき
などに起きやすくなります。
一般的にニッケルがアレルギー性接触皮膚炎の原因のほとんどを占めています。
真鍮は銅と亜鉛の合金ですので、それらに反応する方は注意が必要です。
金属アレルギーの発症は個人差が大きくあります。
シルバーは駄目でも18Kは大丈夫、シルバーは大丈夫なのにどうも18Kだとかぶれる、金・銀は駄目なのに真鍮は大丈夫、などという例も多々あります。
純度がいい、高価な金属=アレルギーは出ないというものでもないです。
金属アレルギーが発症してしまっても、治療で治るものではありませんので、反応のある金属は避けることが
大事です。
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